オートマチック車(AT車)

日本のAT車(普通自動車)の普及率は約90%以上の割合と言われています。同じくアメリカも約90%の割合でAT車ですが、ヨーロッパにおいてはAT車が10~20%とMT車の割合が大半を占めています。さて、ATとはオートマチックトランスミッション(Automatic Transmission)の略で日本語では自動変速機と訳されます。車速やエンジン回転数に応じ変速比を自動的に切り替える機能を備えた変速機(トランスミッション)を搭載した自動車です。ATの操作レバーは、セレクトレバーまたはセレクターと呼ばれ、セレクトレバーには複数の操作位置(ポジション)が存在し、その操作位置をレンジといいます。レンジにはP(パーキングレンジ)、R(リバースレンジ)、N(ニュートラルレンジ)、D(ドライブレンジ)、2(セカンドレンジ)、L(ローレンジもしくはファーストレンジ)があり、切り替えを行うことで必要とする運転が可能となります。