【必須】合宿免許で必要な持ち物・必要書類について

 

 

「合宿免許に参加するんだけど何を持って行けばいいんだろう…」と考えてはいませんか?

実際に多くのお客様から「合宿免許に参加するに当たって何を持って行けばいいんですか?」というご質問を頂きます。

概ね二週間以上にわたり教習所指定の宿泊施設で生活することが必要となりますが、これだけ長い期間を自宅以外で過ごす経験はなかなかできることではなく、合宿免許が初めての長期滞在となる方も多いことが予想されます。

はじめての経験で「的確に必要なものを判断することは難しい」と思いますのでこれまでに合宿免許に参加された方々や教習所の方々から伺った話を基に合宿免許に参加するに当たり必要な持ち物やあった方が良い持ち物について書いていこうと思います。

利便性NO1⁉宿舎が敷地内にある教習所特集はこちらから

持ち物を大きく分けて考えると整理しやすくなります

持ち物は大きく分けると以下の二つに纏めることができます。

①教習所への入校に関わる必ず持って行かなくてはいけない必須の持ち物

②忘れても教習所には入校することはできるが無いと困るものやあると便利なもの

以上の二つに分けて考えると分かりやすいと思います。

①に関しては確実に準備する必要があります。ここに該当するものを忘れてしまうと最悪の場合は教習所に入校することが出来なくなる可能性すらあります。

それではそれぞれの持ち物に該当するものにはどのようなものがあるのかをチェックしていきましょう。

 

 

①教習所への入校に関わる必ず持って行かなくてはいけない必須の持ち物

ここで挙げるものは忘れてはいけないことはもちろん用意するにも少々手間のあるものが多いので、しっかり確認してください。

・住民票

住民票はご自身の住民票所在地にある役所で取得することができます。

実家を出て一人暮らしをしている方は引っ越した際に住民票を実家から現在のお住いに移しているかを確認してください。

住民票を移していない場合は実家の所在地を管轄する役所で住民票を取得する必要があります。

場合によっては実家の家族に「住民票を取って送ってほしい」とお願いすることになることも考えられるので早めに準備したほうが良いでしょう。

ちなみに自治体によっては、マイナンバーカードを持っていればコンビニエンスストアで住民票を取得することができる場合もあります。

マイナンバーカードを持っている方は自分の自治体はどうなのかを確認すると良いでしょう。

さて、この住民票については注意点があります。

教習所に提出するにあたり「入校日から2ヶ月以内に取得した住民票」という有効期限の指定をされている点です。

合宿免許は入校日よりかなり早い段階で申込をする方が非常に多い(例えば9月の入校プランを5月に申込む、3月の入校プランを10月に申込むといった具合です)ので申込と同時に住民票を取ってしまうと入校するときには無効となってしまう事もあります。

その為、申込みをしたあとに住民票を取りに行くにあたり、入校予定日までの日数も意識する必要があります。

これについては「意外と面倒だ」という人もいらっしゃいますが、大切な事なのでしっかりと有効期限内の住民票を持って行くことを心がけましょう。

その他の重要な注意点としては住民票には本籍が記載されている必要があるので気を付けてください。

・身分証明書

身分証明書としては健康保険被保険者証(原本)、パスポート、住民基本台帳カード(写真付き)のいずれか一つを用意してください。

・印鑑

印鑑はシャチハタ以外の認印。三文判でも大丈夫ですが必ず朱肉を付けて使うタイプのものを用意してください。

・交通チケット(高校生、大生学、専門学校生はチケットを取る前に学割証明書も取る)

交通チケットの手配に先立ち、学割証明書の手配も行いましょう。

但し学割対象となる交通機関で合宿免許に行く場合で、さらに片道の距離が101kmを超える場合に限ります。

学割の対象にならない交通機関や距離が短い区間の利用の場合は学割証明書が利用できないので注意が必要です。

また、学割証明書には有効期限がありますのでこちらも注意が必要です。

学割証明書を発行する窓口が開いているうちにもらっておく必要がありますので、学校が長期の休みに入る前に忘れずにとっておきましょう。

往路と復路の二枚必要なので忘れないように気を付けましょう。

ちなみに学割証明書を取り忘れてもチケットの購入はできます。しかし、学割証明書が無いと教習所から支給される交通費の補助金額ではチケット購入代が足りなくなる場合があるので忘れずに持って行きたいものです。

さて、学割証明書を貰ったらなるべく早くチケットを手配しましょう。みどりの窓口で学割価格のチケットが購入可能です。

但し教習所によっては新幹線のチケットをくれるところもあるので自分が申し込みをした教習所は交通機関の準備をどうするのかを忘れずにチェックしましょう。

合宿免許の入校日がゴールデンウィークやお盆などの大型連休と重なる場合は特に早めにチケットの手配をしてください。

チケットは自宅から集合場所への交通経路や集合時間に間に合うための乗車時間についても確認したうえで購入し、経路と時間のメモ等をチケットと併せて保管しておくようにしましょう。

基本的なものはここまでに説明した住民票、交通チケット、身分証明書、印鑑の四つとなりますが、免許(原付等)を持っている方、外国籍の方は他にも必要なものがあったり、準備書類の注意が必要であったりします。次はそこをチェックしていきます。

利便性NO1⁉宿舎が敷地内にある教習所特集

 

 

何らかの運転免許を持っている方が持ってくる必要があるもの

 

基本の四つ(住民票、交通チケット、身分証明書、印鑑)と併せて所持している免許証が必要です。

特に原付免許を所持しているのに普段原付に乗っていない方の場合、免許の書き換え時期が迫っていたり、免許をどこかに保管して保管場所を忘れてしまっていたりすることもあるので早めにチェックしましょう。

 

外国籍の方が必須な持ち物の注意点

 

ご用意いただくものの中で住民票に注意が必要です。

ご用意いただく住民票は「国籍等記載の住民票」を用意してください。

また、身分証明書については健康保険被保険者証(原本)、住民基本台帳カード(写真付き)、在留カードのいずれかが必要になります。交通チケットと印鑑についても忘れずにご用意ください。

特に印鑑は用意するのに時間がかかることも予想されますので早めにチェックしてください。

 

人によって必須となる持ち物

 

「視力が悪い方」はメガネかコンタクトレンズが必要です。

「身体に障害がある方及び運転に影響する病気や症状等がある方」は運転適性相談修了書が必要です。

「何らかの免許をお持ちの方で違反をしてしまった方」は運転免許記録証明書が必要です。

「過去に何らかの免許を持っていたが取り消されてしまった方」は取消処分通知書が必要です。

上記の視力に関すること以外に該当されるお客様の場合、それぞれの発生した時期や状況によっては持ってくる必要が無い場合もありますので、お問合せの際になるべく早めにご相談ください。

最後に、「申込をされた販売窓口によってはその窓口の発行する書類」などを持って行く必要がある場合がありますので、これらの書類も忘れずに持って行くようにしましょう。

ここまで説明したものが完璧に揃っていればひとまず合宿免許に参加はできますが、これ以外にも着替えや身の回り品の準備も必要です。

次に「持ってくることをオススメするもの」について書いていきます。

 

②忘れても教習所には入校できるが無いと困るものやあると便利なもの

 

ここに挙げるものは人によってその重要度が異なることもあるかもしれません。

また記載がなくても人によっては「自分にとって外せないもの」があるかもしれません。

少なくとも2週間以上滞在することになるので良く考えて準備することをおすすめします。

 

◆勉強に必要なもの

A4サイズの教科書が数冊入るバッグ 意外と盲点になりますが教習所と部屋の行き来の際に絶対必要です。教科書や筆記用具の他、教習所での待ち時間を潰すアイテムも持って行くことになると思うのでそれらが入る程度のものがあると良いです。
筆記用具 鉛筆、シャープペン、ボールペン、マーカーなど勉強の必需品です。
ポケットサイズのノート ポケットサイズのものであれば常に持ち歩くことができ、すぐにメモを取れ、いつでも読み返すことができるので非常に便利です。

◆普段着るもの

パジャマ 普段寝るときに来ているパジャマやジャージ等
肌着 少し多めに持って行ってもいいかもしれません。夏は汗をかきますし、冬でも技能教習の時に緊張して結構汗をかく方が多いようです。
靴下 普段着と同じです。
技能教習(運転)の要件を満たした服、パンツ、靴 ハイヒールやサンダル、下駄などでは運転できません。2輪車教習の場合は夏でも長袖、長ズボン、かかとのある靴が必要です。学科教習の場合は上記のものでも問題ありませんが、技能教習の時にはNGとなりますので気を付けてください。

◆生活用品

おふろセット 石鹸、シャンプー、リンスはいつも使っているものを持ってきている方が多いようです。
歯ブラシ、歯磨き粉 これも普段使っているものを持ってきている方が多いです。
洗濯洗剤 洗濯洗剤は現地で買うと多すぎたり高かったりするので、家にあるものを密閉できる容器などで持ってくると良いでしょう。
ヘアブラシ 普段使っているものを持ってきている方が多いです。
ドライヤー 特に相部屋プランでお申込みの方は、宿泊施設に設置されていても、数が少なくドライヤーの利用待ちが出るかもしれません。
髭剃り 男性の必需品ですね。
爪切り 毎日使うものではありませんが2週間爪を切らないと結構伸びてしまいます。
コンタクトレンズをご利用の方は洗浄液 コンタクトレンズとセットで忘れずに。
化粧品 女性の必需品ですね。
生理用品 女性の必需品ですね。
綿棒や耳かき 意外と盲点ですが結構使いますよね。
タオル数枚 意外と利用頻度は高いと思います。但しバスタオルは結構かさばってしまうのであまりオススメしません。

◆あると便利なもの

ハンガー 特に相部屋プランの場合は数に限りがあるのであると便利です。
スリッパ 特に寒い季節は重宝します。
折りたたみ傘 雨が降って傘が無いと結構困ります。
二又や三又のコンセント 特に相部屋の場合は重宝します。コンセントは利用頻度が高いですが、数に限りがあるので必要になることは多いです。
電源の延長コード これがあると意外と便利な場合があります。
日焼け止め 特に夏は必要ですね。
虫除けスプレー等 季節によってはあった方が良いですね。
カイロ 冬の合宿免許の場合はあった方が良いかもしれません。
マフラー 首元が温かいと体感温度が全く変わります。
手袋 2輪免許取得の場合は絶対必要。それ以外の免許を取得する方も冬の時期ならあった方が良さそうです。
マスク 風邪や花粉の対策にあった方が良いです。冬であれば意外と防寒具としても優れています。

◆その他

お金とキャッシュカード 仮免許試験受験手数料1,700円、仮免許証交付手数料1,150円の合計2,850円は必ず必要です。その他お小遣いがあった方が良いとは思いますが、あまり多くの現金を持ち歩くよりキャッシュカードを利用して近くのコンビニや郵便局、銀行で必要になったらその都度お金を引き出した方が良いと思います。
保険証 身分証明書で持ってきていればベストですが、身分証明書として保険証以外のものをお持ちの方もできれば保険証は持ってきた方が良いと思います。突然の怪我や病気が無いとも限りません。
頭が痛い、おなかが痛い、と言ったようなときに利用できる市販品を持ってきていると助かりますよ。
ばんそうこう ちょっとした怪我をしたときの必需品です。
携帯電話の充電器 周りの人が誰かしら持っているとは思いますが、1人で参加される方などは特に気を付けましょう。
携帯ゲーム機と充電器 暇つぶしに重宝します。充電器も忘れずに。
トランプ 古典的ですが意外と盛り上がります。
デジカメと充電器 旅の思い出をしっかり残しましょう。充電器も忘れずに。
ノートPCと充電器 利用頻度の高い人は持ってきた方が良いでしょう。充電器も忘れずに。
読みたい本 読みたくてもなかなか読めなかった本を読むにはいい機会かもしれません。
ヘルメット 二輪教習の方はジェットタイプかフルフェイスのヘルメットを持って行くことをオススメしています。一応レンタルしている教習所が多いのですが、夏場などは前の時間に使った人の汗で濡れている…という事もあるようです。

 

 

利便性NO1⁉宿舎が敷地内にある教習所特集

概ね2週間を過ごす合宿免許では荷物がそれなりに多くなることが予想されます。

教習所によっては荷物を預かってくれるところもありますので、着替えなどのかさばる物は事前に教習所の指定する場所に決められた日程で送ってしまいましょう。(教習所によってルールが違うので確認してください)

最後におしゃれに敏感な方に注意点が一つ。

カラーコンタクト及びディファインコンタクトは禁止です。

教習に物理的な支障をきたすわけではないのですが、分かりやすく言えば変装になってしまうわけで本人確認ができないという事になってしまうのです。

実際に教習所に到着して誓約書を書くことになりますが、そこにも明記されているでしょう。

常用している方はグッとこらえて我慢してください。

さて、これで合宿免許に参加するまでにスケジュールの管理をしながら準備しなくてはいけないことがあるとわかったでしょう。

時間に余裕をもって準備するように心がけてくださいね。

入校するための準備がしっかりと整ったら後は出発日を待つだけとなります。