目次
1.合宿免許の費用はお客様の一番の関心事
2.合宿免許の相場を知るには自分の参加可能時期を知ることが大事
3.相場の高い時期はいつ?
4.相場が高くなる時期は料金設定が細かくなる
5.合宿免許の相場が安くなる時期について
6.合宿免許の相場は年間通してどの位変わる?
7.合宿免許の相場についてまとめ
1.合宿免許の費用はお客様の一番の関心事
合宿免許を選択肢の一つとして教習所を探している方の多くにとって「合宿免許はいくら位か?」という事は大きな関心事になるかと思います。
実際、合宿免許の申込をするお客様の希望で、圧倒的に多いご要望(当社の受付チームの意見では9割以上は間違いないということ)は「少しでも費用を抑えたい」という内容です。
このようなお客様は合宿免許の相場を認識していただければ、実際にご利用の時にサービスを選びやすくなるかと思います。
それではどのように相場を認識すれば、思い通りの合宿免許に申込が出来るのかを見ていきましょう。
2.合宿免許の相場を知るには自分の参加可能時期を知ることが大事
合宿免許の相場を知る前に、まずは自分がいつ合宿免許に参加できるかを認識することが大事です。
合宿免許には費用が高くかかる時期と、低く抑えられる時期がはっきりと分かれており、その時期は毎年同じだからです。
例えば「最安値20万円(税込)」というパンフレットやWEBサイトがあっても、この価格でサービスを利用できるのは毎年同じ時期になり、この時期に合宿免許への参加が不可能である場合は、この料金で合宿免許の利用はできないのです。
それでは次に年間を通した合宿免許の相場を見ていきましょう。
3.相場の高い時期はいつ?
1年を通して合宿免許の相場を知るにあたり、抑えてほしい大前提が1つあります。
それは合宿免許サービスを利用するお客様の概ね7割前後が大学生や専門学校生、高校生など「学業を生活の中心としているお客様」であるということです。
このようなお客様のほとんどが夏や春の長期休業期間(=合宿免許の繁忙期)に合宿免許に参加しますが、これは「2週間以上の期間が必要な合宿免許に参加できるのが、ほとんどの場合この期間しかない」為です。
そして長期休業期間は年間通しての合計で概ね3~4か月程度の期間になりますが、この期間中に合宿免許参加者の7割前後のお客様が殺到という事になる為、「合宿免許に参加したい」という需要と「教習所が合宿免許の参加者を受け入れる」ことができる供給のバランスで言うと需要が供給を大きく上回るため、「相場としては高い」という事になるのです。
この形は旅行と同じということが出来ます。
例えば「お盆休み」の期間は交通機関や宿泊施設の料金が上がりますよね?
これと全く同じ図式ということが出来るのです。
さて、これで1年を通してみたときの相場の高い時期と低い時期がわかったと思います。
それでは次に具体的にどのくらいの金額になるのかを見ていきましょう。
4.相場が高くなる時期は料金設定が細かくなる
さて、合宿免許の相場の高い時期についてはお分かり頂けたと思いますが、まだ確認すべき点があります。
それは「相場の高い期間」は合宿免許に入る日によって料金設定が細かく設定されているという点です。
例えば一つの月内であっても上旬、中旬、下旬で料金が異なる(これ以外のパターンもありますが)ことがあるのです。
つまり「相場の高い期間の中でも料金が異なる」教習所も存在するのです。
この料金の差によって「少しでも費用を抑えて合宿に参加したい」というお客様が殺到することになるので、このようなプランを予約するには入校予定日より3~4か月前に予約することをおすすめしています。(これでも確実とは言い切れません)
なぜなら合宿免許の教習枠、宿泊枠には限りがあり、毎年売切れる時期がかなり早いからです。
5.合宿免許料金の相場が安くなる時期について
それでは需要の少なくなる時期(学生さんの長期休業期間以外の期間=閑散期)の合宿免許の相場はどうなるでしょう。
今度は供給が需要を大きく上回る為に「相場としては安い」という事になります。
これも旅行を例にすると「祝日でもない平日で週のど真ん中」などは多くの人にとっては休みではありません。この時観光地にあるホテルや旅館の宿泊料金は休前日である土曜日等に比べると比較的安めの料金設定がされていますがそれと同じです。
もちろんサービスの内容が変わるわけではありません。安くなっていても宿泊施設や料理が変わることはありません。
つまり料金が安い時期に合宿免許に参加できる人は非常にお得に合宿免許に参加できるという事が出来ます。
また、通常では用意されていないプランがキャンペーンとしてお得な値段で利用できることもありますので、この時期に合宿免許に参加できるとメリットは非常に大きいという事が出来ると思います。
6.合宿免許の相場は年間通してどの位変わる?
それでは「料金はどの位かわるのか?」いう事が気になると思いますので、以下の条件で説明します。
条件は「同一教習所、同一プラン」とします。
この条件で見た時、1年を通して最も料金の高い時期と安い時期で、教習所によりますが5万円前後から12万円前後まで変わる場合もあります。
そしてさらに具体的な例を以下の条件で説明します。
条件は「料金設定の安めの教習所でその教習所に複数あるプランの中でも安いプランである相部屋」とします。
この時、相場が安い時期であれば価格が20万円前後(ATで税込)で税込でも20万円を切ることもあります。
逆に最も高い時期であれば価格は30万円前後(ATで税込)となることが多いです。
仮にMT免許を取得する場合は1万5千円前後から2万円前後がAT料金に追加されます。
さらにホテルを利用するプランや部屋を貸切りにするプランの場合は1万円から2万円程度価格が上がる(教習所によってはそれ以上のこともあります)ことになります。
時期 | 閑散期 | 繁忙期 |
AT免許 | 20万円前後~22万円前後 | 30万円前後~32万円前後 |
MT免許 | 22万円前後~24万円前後 | 32万円前後~34万円前後 |
前述のとおりこの表は比較的安い「相部屋プラン」を基にしていますので、「ホテルプラン」や「貸切プラン」等を利用する場合はこの料金に1万円前後から2万円前後追加になると考えてください。なお、料金はいずれも税込価格です。
7.合宿免許の相場についてまとめ
ここまで読み進めていただいた方々は概ね合宿免許の相場が決まる仕組みと、どの程度の費用が掛かるかが分かったと思います。
上記を踏まえて、最後に非常に重要なことを説明します。
「合宿免許は即決が重要」という点です。
上記の通り、繁忙期と閑散期があります。その為繁忙期にしか合宿免許に参加できないお客様が20万円で合宿免許に行くことは無理なのです。
閑散期でも最安値プランは売切れていることが多いです。理由はお客さまの希望でなるべく早く行ける安いプランを希望されますが、この場合の希望日程でのプランは申込を受け付けるより、希望日程でのご利用をお断りすることの方が多い為です。
希望の合宿免許に申し込むには、検討を始めたらすぐにサービスを調べ、相場を調べ、即決することが非常に重要なのです。